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アウトドアメディア編集長に聞く!ビギナーでも大満足な「大人キャンプ」の極意

アウトドアメディア編集長に聞く!ビギナーでも大満足な「大人キャンプ」の極意

「なんだか最近、キャンプを楽しむ人のSNS投稿が気になる…」
「自分はインドア派だしと思いつつ、実はちょっと興味があって…」
なんて方、少なくないのではないでしょうか?
そもそもキャンプってハードルが高い印象がありますが、「そんなことないですよ!」と背中を押してくれたのが、今回お話を伺った羽田裕明さんです。
羽田さんはアウトドアの楽しさを発信するWebメディア「.HYAKKEI」の編集長を務める、いわばベテランキャンパー。
そんな彼も、実は「.HYAKKEI」の運営をはじめるまではキャンプ初心者だったといいます。
そこで今回は、初キャンプでも大満喫できる過ごし方のポイントを教えてもらいました!
さらに、羽田さんのアドバイスを元に、編集部が実際にキャンプにチャレンジもしてきましたよ!

\話を聞いた人/

羽田裕明さん
アウトドアが楽しくなるライフスタイルメデイア「.HYAKKEI」の編集長。
もともと夏フェスで芝生に横になりながら音楽を聴くのが好きで、初キャンプもフェスがきっかけ。
現在はソロキャンプ(一人で行くキャンプ)を楽しむほどのアウトドア好き。

キャンプの魅力、それは「なにもしない贅沢」


「キャンプって、現地で何をしたらいんだろう?」
編集部の中にもそんな素朴な疑問を抱えているスタッフがいたので、そのまま羽田さんに質問をぶつけてみると…?

羽田さん:究極は、何もしなくていいんですよ(笑)
キャンプって「都会から豊かな自然の中に場所を移して、焚き火を眺めながら仲間と語り合う」くらいでいいんです。
それと、「みんなでワイワイしながらバーベキュー!」みたいなイメージもあるかもしれませんが、シンプルに焚き火台とスキレット一つあれば充分。
大人だからこそ、おつまみにもなるソーセージなどを各自持ち寄ってスキレットで調理しながら、ゆっくりお酒を飲んで語り合うなんてのも最高ですよね。
火を眺めているうちに、一緒に来た仲間と不思議と普段しない話をできるのが何より楽しいんです。

大自然の中でただただゆっくり過ごす――。
たしかに、日々の忙しさに疲弊している現代の大人にはかなりの贅沢かもしれません。
とはいえ、そんな贅沢な時間を過ごすためには、最低限の基本も抑えておきたいところ。
そこで羽田さんに、絶対に外したくないポイントを3つ紹介してもらいました!

――――――
「何もしない贅沢」を味わうための3カ条
その1:初心者だからこそ、良いキャンプ場に行く
その2:最低限必要なものを揃える
その3:到着したらまず拠点を整える
――――――

ここから、それぞれ詳しくご紹介していきます!

その1:初心者だからこそ、良いキャンプ場に行く



羽田さん:初めてキャンプをするなら、場所は「高規格キャンプ場」がオススメです。
敷地内にお風呂やカフェが併設されていたり、水周りが綺麗で快適に過ごせるので、何かと安心ですよ。
レンタルのアイテムも充実しているので、ほとんど手ぶらでもOK!なんてこともあります。

「不便」を楽しむのがアウトドアなんて言いますが、そこで「不快」を感じてしまうのはNGとのこと。
虫が苦手なら虫除けを万全に準備したり、トイレが汚いのが嫌ならキレイなキャンプ場を選んだりと、初心者だからこそ「不快は事前に回避しておくこと」が肝心です。
また、場所選びはとにかく「高規格キャンプ場」で検索するのがポイントといえそうですね。

その2:最低限必要なものを揃える


基本のアイテムは、椅子・テーブル・寝袋・マット・テント・ランタン・焚き火台・バーナー・スキレット(※)に加えて、クーラーボックスがあればなお良し。食器などは家庭用のもので最初は代用OK。
※スキレット・・・鋳鉄製のフライパン
キャンプ慣れしている人と行けたら安心ですが、メンバーの中に1、2回キャンプをしたことがある人がいれば充分だそうです。

羽田さん:僕は「キャンプの醍醐味=焚き火」だと思ってます。
だから、ひとまず最低限のアイテムだけ揃えて、こだわるのは2回目以降でいいと思いますよ。
1回やってみると、料理とかテントとか、人によって何にこだわりたいのかそれぞれ分かってきますしね。

その3:到着したらまず拠点を整える


「なにもしない贅沢」を満喫するためには、そのための拠点となる場所をまずは確保することが重要です。
羽田さんいわく、キャンプ場に着いたら明るいうちに寝床の準備をするのが最優先とのこと。
お気に入りの場所を見つけて、最初にテントやタープを張っておきましょう。

羽田さん:拠点の設営が完了したらひとまず乾杯して、あとは自由に過ごしてOK。
余談ですが、キャンプに行くと各々の人間性が分かって楽しいですよ。全然仕事してくれない人がいたりとかね(笑)

さて、そんな羽田さんのアドバイスを参考に、編集部メンバーで実際にキャンプデビューをしてきました!

実際に初キャンプをしてみた!

今回は初心者ばかりのため、水道設備がしっかり整っているキャンプ場をチョイス。

タープの設置も終わったところで、拠点を整えたらさっそく一度目の乾杯!


ここからは、料理の準備を進める人、火をおこす人と別れて作業を進めます。
火起こしは比較的時間がかかるため、早めに始めて正解でした。




慣れない火起こしや焚き火での調理に苦戦しつつも、料理が完成!
あとは大自然のなかで、ごはんを食べながらゆったりと語り合います。


今回は網もキャンプ場で借りましたが、スキレットで具材を焼くだけでも、こんな風に充分な料理が出来上がります。
このように実際にキャンプをしてみると、羽田さんのお話のとおり、初心者でも思ったほどのハードルはありませんでした。
「慣れてきたらぜひ、2泊して、時間にたっぷり余裕を持たせたキャンプを楽しんでほしいですね。」と、羽田さん。
確かに、到着して、設営して、料理してとなると、思ったほどは時間が取れません。
2泊3日なら2日目にアウトドアのアクティビティも楽しめるので、「次はチャレンジしてみたい!」との声も編集部内では上がりました。
自然に囲まれて、秋を体感しつつ仲間とゆったり贅沢な時間を過ごす。
そんなときには、ワンランク上のヱビス、秋冬限定の「琥珀ヱビス」をぜひ味わってみてください。

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