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暖かな陽気が続き、ついつい外に出たくなるこの時期。
アウトドアレジャーを楽しむには、うってつけの季節がやってきました!

みんなとワイワイ&アウトドアといえば、やっぱりバーベキュー!
そして、せっかく集まるならとことん満喫したいですよね。

ということで!
今回は「日本におけるバーベキューの第一人者」に、大人がバーベキューを楽しみ尽くすためのポイントを教えてもらいました!!

[目次]
1、専門家に聞くバーベキューの楽しみ方
2、バーベキューは焼肉ではないんです!
3、具材を美味しく焼くコツ
4、バーベキューを楽しむオススメアイテム
5、プロのアドバイスをもとに、バーベキューをやってみた!
6、バーベキューでちょっといい日を、それが「YEBISU Day」

1、専門家に聞くバーベキューの楽しみ方

\教えてくれるのはこの方/


今回お話を伺うのは、日本バーベキュー協会の代表を務める、下城民夫さんです。

【プロフィール】
アウトドアジャーナリストとして世界各国を見てきたバーベキューの知見を活かし、2006年に日本バーベキュー協会を設立。本場アメリカのバーベキューコンテストで日本人初となる審査員資格を持つ、日本を代表するバーベキューの専門家。

ではさっそく、下城さんにバーベキューを楽しむコツを教えてもらいましょう!

ー まず、バーベキューマスターってどういうものなんでしょう?

下城さん:日本バーベキュー協会では「バーベキュー検定」を実施しているのですが、その講習を受けて、バーベキューを正しく楽しむ知識を持った人を一般的に「バーベキューマスター」と呼んでいます。

本場アメリカでは、バーベキューをする際に「プロデューサー」のような立ち位置の人がいて、みんなが楽しめるように気配りをしているんです。

ー バーベキューのプロデューサー…! 日本ではあまり馴染みのない存在ですね。

下城さん:そうなんです。バーベキューは立派な「パーティー」であり、おもてなしの心が大事なんです。アウトドアだからといって雑でいいなんてもってのほか! 本来なら、ホスト側がしっかりとメニューを考えて、来てくれたみんなの交流が深まるような空間を提供するものなんです。

ー うーん、バーベキュー初心者にとっては、なかなかハードルが高そうです…。

下城さん:身構えなくても大丈夫。我々日本バーベキュー協会では、誰もが気軽にバーベキューを楽しめるよう、こんなルールを定めています。

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バーベ九則
一、下調べは慎重に
二、準備はお家で
三、降らずとも雨の用意
四、焼ける前に一品
五、食べ物を炭にするべからず
六、子ども相客に心せよ
七、飲んだら運転しない
八、ごみ、炭は埋めない捨てない
九、来た時よりも美しく
——————

下城さん:気をつけてほしいのが、「焼肉とバーベキューは違う」ということ。ひとまず肉をたくさん買ってきて、焼いて食べるのがバーベキューだと思っていませんか?

ー たしかに、みんなで野菜や肉を持ち寄って、とにかく網の上で焼くのがバーベキューのイメージではあります。…違うんですか?

2、バーベキューは焼肉ではないんです!

下城さん:網でお肉や野菜を焼いて食べるなら、焼肉屋さんに行った方が絶対美味しいですよね(笑)。そうではなく、バーベキューはコミュニケーションを楽しむもの。だから、みんなでシェアしながら食べられるものを順序よく作っていくことがオススメです。

下城さん:お肉なら、500グラムくらいの牛ステーキ用のものを一枚丸ごと焼き上げて、包丁で切り分けると盛り上がりますよ。

ー バーベキューはコミュニケーションを楽しむためのものと考えると、シェアする料理って大事ですね。ちなみに、大きなお肉の塊を美味しく焼くコツはありますか?

3、具材を美味しく焼くコツ

下城さん:まず大切なのは、炭の配置ですね。火おこしの際に炭をまんべんなく広げてセットしてしまうと、火力が強すぎたときに食材が丸焦げになってしまいます。そうならないために、場所によって火力の調整ができるようにしましょう。
初心者の方には、炭を片側に寄せる「ツーゾーン・ファイヤ」がオススメです。

下城さん:また、バーベキューのメニューはコース料理と一緒。メインのお肉が焼き上がるまでの簡単な前菜のような料理と、締めのデザートまでだいたいのメニューを決めておくといいですね。

※この記事の後半では、下城さんのアドバイスをもとに、バーベキューのメニューを実践してみます。

4、バーベキューを楽しむオススメアイテム

ー その他、バーベキューをする際に知っておくと便利なアイテムがあれば教えて下さい!

下城さん:持ってきておくといいのは、ごみを減らすための「マイ箸」と「マイお皿」ですね。参加者に各々自分が使う食器類を持ってきてもらえば、コミュニケーションツールにもなります。なにより、紙コップや紙皿を使わないだけで、グンとパーティーっぽさが出ますしね。それから、炭から炎が上がった際には、水鉄砲で水をかけるとすぐ消えますよ。楽しいのでこれもオススメです。

5、プロのアドバイスをもとに、バーベキューをやってみた!

ということで!
せっかくプロのアドバイスをいただいたので、実際にやってみました。

炭を片側に寄せて「ツーゾーン・ファイヤ」に

下城さんのアドバイスにもあったように、炭を片側に寄せて「ツーゾーン・ファイヤ」スタイルに!

写真左側から、強火→中火→弱火の温度になっているので、食材ごとに焼く位置を調整すればOK!

こんな風に網の上に手をかざし、火力を確認。
数秒経って「あちち!」となるくらい充分熱が伝わっていたら、いよいよバーベキュースタートです!

下城さんにいただいたアドバイスをもとに、初心者でも楽しめる今回考えた「バーベキューコースメニュー」はこちら。

前菜:焼ける前の一品

炭に火が起きるまで、少し時間がかかります。バーベキューに来た際に、なかなか食べ物にありつけないと周りの人もイライラしがち。そんなときには、ちょっとした前菜を用意しておきましょう。その際、ポテトチップスや乾きものではなく、簡単につまめるカナッペやピンチョスなどフィンガーメニューすると、ゲストに対しての気遣いやおもてなし感がアップ。

メイン:1ポンドステーキ

メインは、見た目のインパクトで盛り上がること間違いなしの1ポンドステーキ!
シンプルな料理ですが、焼き上がりを楽しみにしながら、自然とみんなの会話もはずみます。

焼き上がったお肉を切り分けて、断面が見えた瞬間は「わ〜!」と声が上がり、場の雰囲気はとっても和やかに。

大きな素材をシェアして食べることでコミュニケーションが生まれるバーベキューの醍醐味を味わえました!

副菜:焼き野菜/玉ねぎの丸焼き

野菜は焦げて炭にならないよう、火が通ったら「ツーゾーン・ファイア」の弱火部分に移しておきましょう。

時間差で楽しめるよう、上の写真のように玉ねぎを皮ごと炭のそばに置いて、じっくり焼いておくのもオススメです!

デザート:カラメル・パイナップル

「デザートもきちんと用意してこそ本来のバーベキューです!」と下城さん。
今回は、下城さんに教えてもらった「カラメル・パイナップル」を作ってみました。

皮をはいだパイナップルに砂糖をまぶし、網の上で表面がカラメル状になったら、包丁で表面を薄くカットしながらいただきます。

見た目も楽しいので、場が落ち着いてきたタイミングで作るとまたひと盛り上がり。

おまけ:焼きポテトチップス

市販のポテトチップスを炭火で焼くだけで、パリッと感が増し、香ばしいスナックに大変身!ビールもすすみます。だまされたと思ってぜひ試してみてくださいね。

6、バーベキューでちょっといい日を、それが「YEBISU Day」

バーベキューって、屋外で肉を焼くだけでしょ?と侮るなかれ!
実は奥が深いバーベキューの世界。

プロのアドバイスを実践したら、今までのバーベキューの概念が覆るちょっと贅沢な時間を過ごすことができました。
いつもよりワンランクアップしたバーベキューには、ヱビスビールがぴったり。

「安いから発泡酒でいいや、ではなく、その場を全力で楽しむためにちゃんとしたビールで乾杯しよう!というのを日本バーベキュー協会でも大事にしています」と下城さん。

気の合う仲間と楽しくバーベキューができる、ちょっと特別な日。
だから、YEBISU Day。

せっかくだから、ヱビスで乾杯してはいかがでしょうか?