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カラカラに乾いた喉に流し込む冷えたビールは、夏に欠かせないワンシーンだ。
せっかくなら間違いなく美味しくて幸せになれる名店で、夏の至福のひと時を過ごしたいもの。
旬の野菜や夏に美味しくなる鮨を合わせれば、文句なしに最高と言えるはず!

洋食文化を発信し続ける老舗『たいめいけん』


(写真手前)「トマトサラダ」(650円)、「コールスロー」(450円)※通常は別皿での提供となります。「ヱビス 樽生」(グラス900円)(写真奥左から)「ビーフシチュー」(3,500円)、「タンポポオムライス 伊丹十三風」(2,800円)

三代にわたり日本に洋食文化を発信する昭和6年(1931)創業の老舗洋食店『たいめいけん』。

昭和レトロな雰囲気の店内に入り、ビールとともにまず味わいたいのは「トマトサラダ」。糖度の高いアメーラトマトを、フレンチドレッシングで味付けし、旬を迎えた力強い美味しさを存分に堪能できる逸品だ。

添えられたコールスローも、『たいめいけん』の名物のひとつ。マスタードの爽やかな辛味が、ビールをすすませてくれるのだ。


「タンポポオムライス 伊丹十三風」(2,800円)

『たいめいけん』を語る上で欠かせないのはやはり「タンポポオムライス 伊丹十三風」。故・伊丹十三監督のオムライス愛から誕生した同店看板メニューである。

ふわふわのオムレツにスッと一筋ナイフを通すと、パッと華が開くようにチキンライスを半熟卵がとろ~っと覆う。

オムライスには贅沢に採れたて卵3個を使用。チキンライスと濃厚なオムレツのハーモニーは、間違いない美味しさだと安心させてくれる。


三代目・茂出木浩司氏は、先代の教えを守りつつも、時代に合わせて少しずつ変化させてきた

合わせてオーダーして欲しいのが1週間かけて作られる「ビーフシチュー」。

ベースとなる本格デミグラスソースは、牛タンやバラ、スジ、香味野菜などの旨みを凝縮し、口に入れた瞬間に深い旨みを感じることができる。

そこにホロホロになるまで煮込まれる牛肉の食感や、今が旬の小ナスやオクラ、人参などの野菜が加わって、極上の味わいに仕上げられている。


2階ではコース料理などを楽しむことができる

洋食の持つ懐かしく、深みのある味わいに寄り添うのは、やはりふくよかな味わいと、芳醇な香りを併せ持つ、ヱビスビールだろう。

ほっと安心できる美味しさを味わいたいときには訪れてみてほしい。

夏が旬のネタを心ゆくまで堪能できる『鮨 竹半 KARUME』


「中トロ」、岩手県産「マコガレイ」、鹿児島県産「天然車海老」、淡路産「アジ」、北海道産「うに」、富津産「穴子」

旬を味わう料理の代表格とも呼べるのが鮨。そして、夏に旬を迎えるネタは多くあり、今こそ「夏の鮨」を食べたいとき。

そんな時におすすめしたいのが江戸前鮨を気軽に楽しめる『鮨 竹半 KARUME』だ。

店名の通り、価格はかなり「軽め」。夜でも「握り寿司(厳選10貫と手巻寿司)」(3,800円)から楽しめるのだから驚きである。

今回は18品のつまみと握りを楽しめる「おまかせ」(8,000円)から、夏を感じる逸品を厳選して紹介しよう。


(写真奥)「とうもろこしのかき揚げ」(写真手前)「穴子の串焼き」

まずはつまみ。甘みの強いゴールドラッシュ本来の美味しさを活かし薄衣で揚げた「とうもろこしのかき揚げ」の香りがたまらない!

また、醤油を塗り香ばしく焼き上げた旨味たっぷりの「穴子の串焼き」など、ビール片手に味わいたい逸品が次々に登場していく。

クリーミーな泡をたたえたビールに、串焼きと揚げ物という最強コンビが加われば、夏の訪れを感じずには居られない。


本格的な江戸前の仕事をカウンターで堪能するのも一興だ

絶品つまみでほろ酔い気分になった頃、いよいよ握りが目の前に。本日用意いただいたのは、中トロ、マコガレイ、天然車海老、アジ、うに、穴子の6貫。全て夏に美味しさを増すネタである。

特に梅雨空け後の芳醇な海で育った富津産の穴子は、この時期食べたいネタのひとつ。口にいれるとふわりととろけ、江戸前の丁寧な仕事ぶりを感じられる一貫である。

また、マコガレイにも注目。ネタの上には縁側も乗り、中には茎ワサビが潜む。頬張ると様々な食感が一気に口の中で弾け、ふくよかな美味しさが広がる。


デザートには「最中 新茶アイス」を提供。アイスは旬の食材で変化する

江戸前鮨をもっとカジュアルにという想いを込めて『鮨 竹半 若槻』の姉妹店として誕生した同店。

伝統的な江戸前の仕事や伝えたい美味しさはそのままに、店主・梅澤直幸氏の遊び心も織り交ぜながら供される品々は、訪れる度に違った感動を与えてくれる。

肩肘張らずに鮨を堪能したい日には、ヱビスビールで喉を潤しながら、『鮨 竹半 KARUME』で夏の訪れに乾杯してみてはいかがだろう。

名物「生うにと焼き飯」は必食の美味しさ『バンブー グラッシィ』


「生うにと焼き飯」(1,250円)※ワンオーダー2貫~

鉄板焼きの名店『バンブー グラッシィ』の名物は「生うにと焼き飯」。

これだけを1人で3個食べる人もいるほど、虜になる美味しさなのだ。外はカリッと香ばしく、中はモチッと焼き上げられたご飯を海苔の上にのせ、こんもりと盛られるうにに醤油を少し垂らし、山椒の葉をのせて完成だ。

海苔は韓国海苔を使用しており、通常の海苔よりも歯切れが良く、ほどよい塩気もあるので、うにと香ばしい焼き飯の味を引き立ててくれる。


(写真手前)「和牛サーロイン」(50g 2,200円~)(写真奥)「旬野菜のお造り バーニャカウダ風」(1,250円)

鉄板焼きの王道の肉料理からは、今回は「和牛サーロイン」をセレクト。色々な料理を少しずつ食べて欲しいという想いから、お肉は全て50gからオーダーできるのも嬉しい。

カウンター席で焼いている様子を眺めつつ、料理を待つという鉄板焼きならではの楽しみの傍らにビールを添えれば、それだけでも杯がどんどん進んでしまうはず。


ダウンライトの明かりが灯る店内は雰囲気も抜群

レタス、白菜、とうもろこし、西洋かぼちゃ、ビーツ、キュウリ、オクラといった夏の味わいが詰まった「旬野菜のお造り バーニャカウダ風」をつまみながら、料理の焼き上がりを待つのもいいだろう。

生クリームや牛乳を加えてクリーミーに仕上げた自家製のアンチョビソースを付けても、そのままダイレクトに野菜の美味しさを堪能するもよしだ。

鉄板焼きで焼き上げられ、本来の美味しさを最大限に引き出された食材には、やはり旨みとコクのあるヱビスビールを合わせて、じっくりと味わいたいものだ。