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食欲の秋。秋刀魚(サンマ)に秋鮭、梨(ナシ)や栗(クリ)に、新米に・・・と、季節の醍醐味を感じられる食材が次々と登場する、食いしん坊にはたまらない時期ですよね。今回は、そんななかからオトナな茸(キノコ)の楽しみ方をご紹介。キノコと一口に言っても、種類も味わい方も多種多様。旬の魅力を存分に感じさせてくれるキノコ料理とともにビールを味わう至福の時間を過ごしてみませんか。

①秋晴れの景色のなかで“きのこ狩り”をする

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秋ならではのキノコの楽しみ方と言えば、まずは「キノコ狩り」。お店で買って来たキノコをいただくのも、レストランでプロの料理をいただくのも素敵だけれど、秋空の下、自分で採ったキノコの味は格別。

野山を歩けば倒木などに生えるキノコを見つけることはできますが、食用キノコか毒キノコか、素人にはちょっと判別がつかず、食べるのは怖いですよね。手軽に安心して楽しむには専門の施設に行くのがグッド◎ 全国のあちらこちらに魅力的なスポットがあるので「きのこ狩り」で検索してみて!

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定番の「しいたけ」「なめこ」から「あわび茸」「きくらげ」「ひらたけ」など採れる種類はさまざま。それぞれに香りも味わいも異なるキノコたちは、こんな風に何種類もの味を重ねていただくのがおすすめ。

多くの施設が、収穫体験の後、採ったキノコをバーベキューや天ぷら、きのこ汁や、きのこごはんなどにして、その場でいただけるメニューも用意しているので、おうちに帰るまで待てない方は、持参したビールをプシュ!っと開けて、その場で堪能しちゃいましょう。

②野山をガイドと散策し、珍しい種類のキノコに出会う

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天然モノのきのこ探しにこだわりたい方は、野山に慣れたガイドを探し、一緒に山に入ってみるのも楽しい。山のなかの旅館などでは宿の主人が連れて行ってくれることもあります。

「舞茸」や「なめこ」など、パックで売られている栽培モノで食べ慣れた味も、天然のものをいただくと、その味わいの良さに圧倒されるはず。特に、舞茸は探すのも難しく、発見した時には舞い踊るほど喜ばれたことから、その名がついたと言われています。

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見たことのないようなキノコとの出会いも醍醐味。写真左下のモコモコとした雲のようなキノコは中国では4大珍味の一つとされている「山伏茸(ヤマブシタケ)」。一般的なキノコとは違い、傘や柄がなく、細長く、先端が針状になっています。クセのない味で、ぷるっとした食感と高い栄養価とが特徴。スープなどに入れて食します。

絵本の世界のようでとってもフォトジェニックな右下のキノコは「タマゴタケ」。卵のような白い玉から生えてくることから、その名がつきました。ちなみに似た形の毒キノコ「ベニテングタケ」もあるため、注意が必要です。

③“香り松茸、味しめじ”の「松茸」を豪勢に炙ってみる

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時間がなくて、おでかけが難しいという方は、思い切って自宅で豪勢なキノコ料理をいただいてみるのはどうでしょう。日本の秋の味覚、キノコの王様と言えば、まずは「松茸(マツタケ)」。早いものだと7月ぐらいから出はじめて、11月ぐらいまでいただけるキノコで、とにかく香りが抜群。人工栽培が難しいため食べられる時期の限られる旬の味です。

そんなマツタケを、特別な技術は必要なし。水分の飛ばぬよう、さっと網焼きかホイル焼きにしたら、手で割いて、スダチやカボスをひとしぼり。そこに冷たいビールを流し込めば、思わず声がもれるはず。

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すき焼きにするのもおすすめです。肉に合わせるキノコとしてはシイタケが定番ですが、そこを贅沢にマツタケに変更。最近はアメリカ産やカナダ産のものなども広く出回っており、国産品よりはお手軽な価格で購入できるので、そうしたものを選んでお皿にたっぷり盛って、みんなでワイワイ食べるのも気分がアガります。

④イタリアの茸の王様「ポルチーニ」を存分にいただく

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秋ならではのキノコ。楽しみなのは日本のキノコに限りません。たとえばフランスのキノコの王様といえばトリュフ。そしてイタリアでは9月ごろから市場に出始めるポルチーニ茸が季節の定番。

とても香りが豊かなキノコで食感もよく、パスタやリゾットにしたり、丸ごとフライにしたりマリネにしたりと現地でも、様々な料理にして楽しみます。

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生のポルチーニはお値段もそれなりにしますが、最近は半生の加工したもので品質の高いものも多く出ており、カジュアルなイタリアンのお店で出すところも増えています。和食に限らず、オトナならではの秋の楽しみ方として、洋食を食べに行く際にも是非、秋のキノコを使ったお料理を積極的にチェックしてみてくださいね。

⑤原木を買い、キノコの自家栽培を始めてみる

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そして秋のキノコの魅力にハマったら・・・ベランダや庭の片隅などでキノコの栽培にチャレンジしてみるのはいかが? おすすめはシイタケ。冬の間にシイタケの“種”である「種駒」をナラやカシなどの樹に打ちつけて育てます。産地やホームセンターに行くと、種駒の打たれた原木しいたけも売られています。

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収穫は、来年の10月下旬ごろ。そんなふうにして、ゆったりとした時の流れのなか、自分の手で育てたもので季節が巡る楽しさを味わうのも、オトナならでは。採れたシイタケは、シンプルに網で焼いて、醤油をたらり。バター焼きも絶品で、ビールがすすんでとまらなくなります。

いかがでしたか?

Photo by Ryo Shimomura ※料理:京都・美山荘

いかがでしたか?

栽培技術の進化により、1年中食べることができるようになったキノコですが、本来の旬は秋。キノコ狩りや料理など、さまざまな形で楽しんでみてください。そして、おいしいキノコの傍らには「ヱビスビール」。コクとキレのバランスのいいヱビスは、個性豊かなキノコたちの味を邪魔することなく、盛り上げてくれること間違いなしなんです。