1711_yes_cover

上司や親類など日頃お世話になっている方に、感謝の気持ちを込めて物を送る。
みなさんご存知の「お歳暮」です。

ヱビスを愛するみなさんはデキる大人の嗜みとして、お歳暮を毎年欠かさず送っているかもしれません。

では、そんなお歳暮の起源や成り立ちまでご存知でしょうか?
お歳暮という習慣がどうやってできたのかを知っておくと、
贈るときも貰ったときも気持ちのこもり方が違うかもしれません。

「歳暮」もともとは年末を表す言葉

歳暮(せいぼ)は、もともとは「年(歳)の暮れ」の12月を表す言葉で、12月の季語でもあります。
正岡子規の友人が創刊し、夏目漱石が「坊っちゃん」などを発表した俳句雑誌「ホトトギス」などにも投稿を重ねた俳人・随筆家の上村占魚(せんぎょ)の俳句などにも登場します。

『歳暮ともつかず贈りて恋に似る (上村占魚)』

お供え物が形を変えて現在の「お歳暮」へ

「お歳暮」が現在の年末に贈り物をする形になったのは、江戸時代頃と言われています。

年の暮れに新しい神様を迎えるために、お供えをしていたものが、時代とともにお世話になった人への贈り物へと形を変えていきました。
物を贈るだけでなく感謝のあいさつに伺う「歳暮廻り」が行われることも多く、
いつしか「歳暮」自体が年末の贈り物を表す言葉として使われるようになっていきました。

現在も、新巻き鮭や数の子などを贈るのは、お供え物だった頃の名残です。

「水引」と「のし」にもそれぞれ意味がある

【水引】
ご祝儀やお祝い事など使用する水引は、和紙をこより状にし、糊を塗ったもの。
水引は包むものを結ぶことと、一度ほどいたら開けたことがわかることの2つの役割を持っていて、贈答の目的によって、水引の色や結び方は使い分けられます。

お歳暮を贈る際は、「のし」と「水引」の柄が印刷されたのし紙をつけるケースが多いですが、のし紙は「蝶結び」が印刷されているものを選びます。

「蝶結び」は結び直すことができるため、何度あっても良い一般的なお祝い事(※)に使われる結び方です。

※結婚や葬儀など何度も起こって欲しくないものには、「結び切り」という固結びが使われる。

【のし】
のしは、ご祝儀袋やのし紙の右上にある飾りです。

日本では昔、神様に海のものを供える習慣があり、その中で尊ばれたのが長寿をもたらすと言われていた「鮑」でした。
寿命や幸せが長く続くようにとの願いも込めて、鮑(あわび)を熨(の)したものが熨斗鮑(のしあわび)です。

下記の写真では、のしの中に描かれている黄色い部分が、熨斗鮑です。

のし紙をお歳暮にかける場合に、「内のしにしますか?外のしにしますか?」と聞かれることもあると思います。

どちらが正式かは諸説あるようですが、かつては品物に水引をかけ、風呂敷で包んで持っていっていた歴史的な部分を鑑みると、内のしが理にかなっているようです。

現在も、内のしが一般的なようですが、外のしであれば贈る目的や相手が一目でわかることもあり、あえて外のしにする場合もあるようです。

大切な気持ちを込めたお歳暮ギフトには、限定のヱビスを贈る!

これまで、あまり意識せずに贈っていたお歳暮が、成り立ちやのし紙の絵柄の意味などを知るだけ、もっと大切なものに感じられませんか?

大切な人への大切な気持ちは、贈った相手にも喜ばれる、贅沢なヱビスがおすすめ!

今年のお歳暮は、歳暮ギフト限定「ヱビス 和の芳醇(※)」と「和つむぎ(※)」も入った贅沢なヱビスはいかがでしょうか?


※「ヱビス 和の芳醇」・・・歳暮ギフト限定。北海道富良野産ホップの「リトルスター」を一部使用し、より繊細で洗練された香りが楽しめる。
※「和つむぎ」・・・歳暮ギフト限定。国産麦芽を贅沢に使用し、その旨味をじっくりと引き出すことで、上質でまろやかな味わいが楽しめる。

【参考文献】
「鳩居堂の日本のしきたり豆知識」(マガジンハウス)
「暮らしのならわし十二か月」(飛鳥新社)