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誰に言われるでもなく、好きなことに没頭できるのは大人の特権。この時間があるからこそ、仕事の疲れも吹き飛び、明日への一歩が踏み出せる。
この連載では、ゲストの幸せな時間にフォーカスし、その幸せをおすそ分けしてもらう。

連載第10回のテーマは「ホームパーティー」。モデルで女優としても活躍している高山都さんは、自宅に友人を招いてホームパーティーを楽しむのが好きだとか。ホームパーティーを成功させるコツや高山さんのこだわりについて伺った。

狭くてもOK。我が家で気楽に、みんなでご飯。

おしゃれなお店の個室のような、高山さんの家にお邪魔した。それほど広くはないスペースではあるが、ここには頻繁に友人たちが集まって来るという。

「子どものころ、父が日曜の草野球終わりによく仲間を連れてきて、ご飯を食べたり飲んだり。狭い我が家に大人が何人もギューギュー入って、ワイワイやっていました。今『狭くてごめんね、気にしないで』と言っては友達を呼ぶのは、子どものころから見慣れたスタイルなんです」と高山さん。

高山さんのご飯がおいしいと友人たちの口コミが広まって、ホームパーティーをよくするようになったのは、ここ4年くらいのこと。

「ホームパーティーは、友達との距離がグッと縮まって仲良くなれるし、おいしくて楽しいので、多いときには月に2,3回やることも。二人でじっくり話すときもあるし、前々から予定して、5,6人のこともあるし。女子会のときも男女混合の日もありますね」

今日は女子会なので、野菜と果物はたっぷり用意。唐揚げ、春巻きやシュウマイといった自信のある定番メニューに新作レシピもちょこっと取り入れて、10品を3時間かからずに準備した。

「今日はちょっとエスニック寄りのメニューにしてみました」

パクチー、ミント、ライム、バジルといった香りのある野菜は、女子会では特に好評だ。

音楽は、おしゃれな音楽をかけることもあるけれども、この日は同年代の女子が好きそうなJ-POPをチョイス。

「盛り上がって来ると、全員で歌ったりすることもあり、それも楽しいんです」

まずは出す料理を忘れないよう、冷蔵庫の横に張ったメモで確認!
ゲストが来る時間を逆算して、ちょうど熱々を供することができるよう、シュウマイを蒸し始め、春巻きを揚げ始める。さあ、準備OKだ。

出入り自由だから、乾杯は何度でも。じっくり話して笑って食べて。

仕事をしている友人が多いから、スタート時間は決めていても来られる時間は各々バラバラ。早めに来た友人には、キッチンで缶ビールを飲みながら仕上げを手伝ってもらったりするのも楽しい。遅れてくる友人が、時間を気にせず集まれるのもホームパーティーならでは。

「家なので、人の目を気にせず、時間も気にせず語り合えるのが何よりいいです。外食するより安上がりなのに、たくさん野菜が食べられるし、摂りたい栄養素が摂れる。素材もいいものや無農薬のモノなど、本当に欲しいものを選べるのもいいですよね」

今日は、古くからの友人と、久しぶりに会う友人二人をご招待。部屋に入るや否や「おいしそう!」と歓声があがる。

まずは乾杯!さっそく料理にも手が伸びる。

「これは何がはいっているの?」

シャインマスカットと柿の白和えを食べながら、お友達は不思議顔。

「マスカルポーネチーズとクリームチーズが隠し味」と答えれば、「白和えにクリームチーズ!へえ!」と納得の笑顔。

外食のときにおいしかったものは、すかさずチェック。店員さんにも作り方を聞いたりしながら自分のレシピを増やしている高山さんだ。ウェブにレシピの連載も持っている高山さんは、新しいレシピをこうやってホームパーティーで試すことも多い。

近況を話しあううちに、普段は標準語の高山さんも、あっという間に関西弁に。旅の思い出、仕事の話、笑い話、と話は尽きない。食べて、飲んで、しゃべって、笑って。和気あいあいと楽しい時間は過ぎていく。

無理せず、友達を巻き込んで、まずはやってみて。

ホームパーティーを楽しむ基本は、「頑張りすぎないことと、誰にも気を遣わせないこと」と高山さん。

「ゲストも、私がずっとキッチンで何か作っていたらしゃべれないし、食べにくいですよね。あたたかいものを出すために、途中席を立つことはもちろんありますけれど、なるべく料理は全部出してしまって、自分自身がリラックスをして一緒にご飯食べよう、一緒に飲もうというスタイルが多いですね」

ホームパーティー初心者にアドバイスはあるだろうか。

「あまり完璧にやろうとするといつまでたってもホームパーティーはできないので、まずは友達を巻き込んでやってみて」と高山さん。

「一人で何皿も作らないといけないと思うと大変。最初は鍋にでもすれば簡単ですし、足りなければゲストに買ってきてもらってもいい。ちょっと物足りないと思ったらフルーツを大盛にしてみても」

頑張りすぎず、あまり細かいことは気にせずに、みんなでおおらかに楽しみたい。片づけも、みんなでやればあっという間だ。自分でするつもりだったのに酔っぱらって寝てしまい、気づいたらキッチンがきれいに片付いていたりすることもあるとか。

「天使がいたのかな?とそんなときは思います(笑)」

ホムパ上級者の高山さんのこだわりは、盛り付けと季節感だ。

「器が好きなので、お皿の個性を崩さずこわさず、ちゃんと料理が引き立つようにというのを意識しています」

ドラゴンフルーツという沖縄の赤いフルーツは、沖縄生まれの青い器に盛ってあり、赤と青の色彩が映えて美しい。丸々としたシュウマイをいくつも載せた皿は大胆な青いストライプが印象的。クレソンといちじくと生ハムのサラダは、緑と赤のコントラストに、パラリと白いパルミジャンチーズを散らしてある。絶妙な色遣いが、華やかにテーブルを彩り、食欲をそそる。ビールのグラスも気持ちよく空いていく。

シャインマスカットと柿の白和え、サンマのオーブン焼き、いちじくのサラダ、牡蠣の焼きそばなど、もう一つのこだわりである季節感もふんだんにメニューに取り入れられていた。

「ここに来る友達って、ほっとするご飯が食べたいといって来るから、そんなに凝ったものではないけれど、ちゃんと季節感があったり、野菜がしっかり摂れたり、バランスよく食べられることは常に意識しています」

あたたかい居心地の良さを求めて、友人がまた集う。

華やかな味わいのビールがあれば、パーティー気分もさらに華やぐ

この日出されたビールは、ハーブのサラダと抜群に相性がいい、ヱビス with ジョエル・ロブション。数量限定発売で、冬のパーティーシーズンにぴったりの華やかな味わいだ。

一口飲んで「おいしい!」と高山さんは思わずにっこり。

「ヱビスは、とがりすぎていない味と、濃厚で『飲んだ!』って気分になるところが好きです。特にこのビールは華やかな香りで、ミントとかハーブ系のお料理などにとても合うと思う」

友人のひとりは「実はビールはそんなに得意じゃないけれど、これならフルーティで飲みやすくておいしい。これは飲めるわ」とにっこり。

ビールが大好きで、いつも1日の終わりにはビールを飲んでいるという高山さん。

「撮影終わりのビールはいつも楽しみです。仕事が終わって、家に帰った後のひとりの時間も大好きなんですよ。でも、ホームパーティーでみんなといっしょに飲むビールは違うなあ。おいしいな」

1本、また1本。笑い声と共に、プシュッと缶を開ける音が心地よく響き、楽しく夜は更けていく。

「ここに、ニッポンの幸せ。」ヱビスビールブランドサイトはこちら

高山都
モデル、女優。そのライフスタイルが女性を中心に共感を集め、インスタのフォロワーは15万人を超える。『高山都の美 食 姿』『高山都の美 食 姿2』を出版。本にちなんだ『高山都の美 食 姿展』を各地で開催している。