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令和の時代はこんな商品が人気!
お歳暮選びのヒント教えます。

令和の時代はこんな商品が人気!<br>お歳暮選びのヒント教えます。

年末の訪れを感じる、お歳暮選び。近年は時代の変化とともに、お歳暮の形態も変わってきているといいます。お世話になった人へ初めて贈ることを考えている人や、毎年何を贈ろうか迷ってしまうという人に、時代の写し鏡ともいえる、お歳暮のトレンドについて紹介しましょう。

人気のお歳暮商品から、時代背景が見える?

お歳暮の習慣が始まったのは室町時代。当時は先祖の霊を祀るため、年の暮れから正月にかけて「御霊まつり」が行われていました。そこでお供え物を親族や近隣に配るようになり、しだいに“年の暮れ”を表す言葉である「お歳暮」と呼ばれるようになったといわれています(諸説あり)。

江戸時代になると、武士が自分の所属する組の組頭に、年末の贈り物をする習慣が根付いていきます。一方で、商人の世界では、盆と暮れ(年末)の2回が掛け売りの精算の時期で、その際に得意先にお礼として贈り物をしていました。これが、いまのお歳暮の風習として定着していったそうです。

当時は塩鮭やするめ、数の子など、御神酒のおつまみになるような高級品を手渡ししていたようです。明治時代に百貨店が続々と開店すると、お歳暮文化はさらに広まっていき、第二次世界大戦後の経済成長期には舶来ウイスキーや万年筆、さらには、「三種の神器」である洗濯機・冷蔵庫・テレビが贈答品とされたこともあったといいます。では、令和の今は、何が贈り物として選ばれているのでしょうか?

令和の時代に、贈って喜ばれるお歳暮とは?

令和の時代に、贈って喜ばれるお歳暮とは?

各種リサーチを専門とするマイボイスコム社が実施した、2020年のお歳暮に関する調査によると、お歳暮に選ぶ商品の人気ランキングの上位は「お菓子・デザート・アイス類」「ビール類」「加工肉(ハム・ソーセージなど)」の3品目。この並びは同社による2010年の調査結果と同じで、まさに定番です。

マイボイスコム:【お歳暮】に関するアンケート調査(第6回)(2020年)より
マイボイスコム:【お歳暮】に関するアンケート調査(第6回)(2020年)より

【お歳暮】に関するアンケート調査(第2回)
マイボイスコム:【お歳暮】に関するアンケート調査(第2回)(2010年)より、「(今年お歳暮を贈る方・贈った方)何を贈りましたか(これから贈る方は予定も含めてお答えください)」の回答結果

「お菓子・デザート・アイス類」「ビール類」「加工肉(ハム・ソーセージなど)」などは保存が利くので、個人・団体のどちらにも贈ることができ、かつ見栄えがして贅沢感があるため、有名店や高級店のものがよく選ばれているようです。

「お菓子・デザート・アイス類」「ビール類」「加工肉ハム・ソーセージなど

さらに、近年、割合を増やしているのが「果物」。同調査において、2010年は7位でしたが、2020には上位5品目の一角に入りました。コロナ禍の影響もあり、近年は“虚礼廃止”として取引先には贈らず、家族や友人にだけお歳暮を贈る人が増えています。そうした傾向もあり、従来ならば「傷みやすい」「種類によっては分けにくい」と、企業あてにはあまり贈られてこなかった果物が、お歳暮の選択肢に入るようになったのです。ことにグルメな相手に贈るなら、「魚介類」同様に冬が旬の「ブランド果物」の人気が高まっているとか。なかでも、果物の生産が盛んな東北地方居住者がお歳暮に選ぶ比率が高いことが、マイボイスコム社の他の調査結果から明らかになっています。

りんご

このように、贈り物の内容にこだわる人が多くなっているようですが、その傾向が顕著に表れているのが地球環境や健康に配慮した「サステナブルギフト」の出現ではないでしょうか。2021年には髙島屋が「おいしくはじめる、サステナブル」をテーマに、循環型農業やオーガニック認証による食材、あるいは貧困問題に着目したフェアトレードによるコーヒーやチョコレートなどを揃えて話題になりました。SDGsの意識の高まりを受けた世相を表した贈り物と言えそうです。

fair trade

ライフスタイルが多様化するにつれて、お歳暮商品の選択肢はますますバラエティ豊かになっています。とすれば、1つの品目にバラエティをもたせて贈るのも一興。お酒好きの方には、多彩なビールの味わいを楽しめる、ヱビスのギフトボックスを贈ってみませんか。

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お歳暮といえばやっぱりヱビス

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