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フレンチの新鋭シェフが提案するレシピでヱビスをもっとおいしく。

フレンチの新鋭シェフが提案するレシピでヱビスをもっとおいしく。

生活するうえで丁寧に暮らすことを意識すれば、心に余裕ができたり、豊かになれたりするかもしれません。ゆっくり過ごせる時間が取れたら、手間をかけ、いつもと違う料理を作ってみてはいかがでしょうか。
2月25日(金)に発売されたPen+「暮らしを彩る、ヱビスのある時間。」で、「ヱビス プレミアムエール」と「ヱビス プレミアムホワイト」とのマリアージュにおすすめの料理を披露してくれたフレンチの新鋭「restaurant KAM」の本岡将シェフ。YEBISU BEER TOWNの住民の皆様向けの特別コンテンツとして、ヱビス定番のゴールド缶「ヱビスビール」と、ヱビスの遺伝子を引き継いだ黒ビール「ヱビス プレミアムブラック」をテーマにしたマリアージュを提案してもらいました。

麦芽の豊かな甘みと飴色タマネギの共鳴。

麦芽100%でつくられた「ヱビスビール」の特徴といえば、長期熟成による豊かなコク。それを受けて本岡シェフがピックアップしたのはタマネギです。「炒めれば甘みが増し、コクが深まる。今回は飴色になるまでじっくり炒めたタマネギのタルトをご提案したいと思います」(本岡シェフ)。

じつはこの料理、本岡シェフが腕をふるっているレストラン「restaurant KAM」でコースの始まりを告げるアミューズ。つまり、名刺代わりの一品です。そこには「素材に備わる旨みの豊かさを実感してもらいたい」という真摯な想いが込められています。

そのおいしさは口にすれば歴然。タルトの上にたっぷりかけられた36ヶ月熟成のパルメザンチーズと相まって、深い余韻がもたらされます。それに追い討ちをかけるようにヱビスビールを流しこむのは、まさに口福です。

フレンチの新鋭シェフが提案するレシピでヱビスをもっとおいしく。

今回はタルト生地をイチから作るレシピを紹介していただきましたが、市販されている冷凍物を使っても良いでしょう。その日の気分と持ち時間によって臨機応変にお楽しみください。

<材料>(※2人分)

  • タマネギ 1個

<生地>

  • バター 25g
  • 薄力粉 50g
  • アーモンドパウダー 6g
  • 塩 0.5g
  • 砂糖 0.5g
  • 卵黄 1/4個
  • ビネガー 2g
  • 水 2g
  • 卵 1/4個
  • 生クリーム 25g
  • オールスパイス 少量
  • パルメザンチーズ 適量

<作り方>

1. タマネギをスライスする。鍋に油を引いて強火で熱したら、タマネギを入れる。軽く塩(※分量外)を振り、蓋をして中火で蒸し焼きにする。焦げ付かないように途中で混ぜる。飴色になってきたら、こそげながら少し炒める。

2. タルトの生地を作る。常温に戻したバター、薄力粉、アーモンドパウダー、塩、砂糖を混ぜ合わせる。次に卵黄、ビネガー、水を一気に加え、よく混ぜ合わせる。スタンドミキサーを使うと楽。パウター状のものが固まってきたら、長方形にならし、ラップで包んでから冷蔵庫で1時間ほど休ませる。

3. ボウルに卵を溶きほぐし、生クリーム、オールスパイスを加えて混ぜる。

4. 2を綿棒で広げて、セルクルで型を抜く。タルトの型に軽く油(※分量外)を引き、写真のように生地を広げる。1を詰め、3を流し入れる。175℃に温めておいたオーブンに入れて、30分焼く。

フレンチの新鋭シェフが提案するレシピでヱビスをもっとおいしく。
フレンチの新鋭シェフが提案するレシピでヱビスをもっとおいしく。

5. オーブンから取り出したタルトの上にパルメザンチーズを削り出したらできあがり。

新感覚!黒ビールとスイーツのペアリング。

次は、黒ビール「ヱビス プレミアムブラック」に合う料理。本岡シェフの口から飛び出したのは「アモール・ポレンタ」。トウモロコシの粉で作られる、北イタリアの伝統的なケーキです。スイーツをペアリングさせるとは、意外な展開に思えませんか?

シェフ曰く、「試飲したとき、最後に黒糖のようなコクを感じられたので、デザートのタイミングで出してもハマると確信しました」。

フレンチの新鋭シェフが提案するレシピでヱビスをもっとおいしく。

料理とお酒をペアリングさせるとき、料理を主体にしても、お酒を主体にしても、組みわせるのはこの相手以外に考えられないというベストマリアージュは、なかなか実現できないとよく聞きます。が、本岡シェフは「この組み合わせは最強。目から鱗の発見でした」と目を輝かせて語ってくれました。

そこで、勧められるがままパウンドケーキを食べてから黒ビールを飲んでみると、膝を打ちたくなるような感動が待っていました。口内調理によって、カステラを想わせる甘みと苦味の絶妙な余韻が生まれたのです。

ぜひ、下記のレシピを頼りに試してみてください。食事の〆にビールとスイーツを楽しむというペアリングの可能性を実感できるはずですから。

<材料>(※2人分)

  • バター 225g
  • 砂糖 140g
  • 卵 3個
  • レモンの皮・絞り汁 1個分
  • コーングリッツ 100g
  • コーンフラワー 8g
  • ベーキングパウダー 1g
  • アーモンドパウダー 210g
  • アマレット 15g
  • エキストラバージンオリーブオイル 10g

※バターと卵は冷蔵庫から出し、常温に戻しておく。

<作り方>

1. ボウルにバターと砂糖をよく混ぜ合わせる。ポマード状になってきたら、卵を少しずつ加え、さらに混ぜ合わせる。

フレンチの新鋭シェフが提案するレシピでヱビスをもっとおいしく。
写真のようなスタンドミキサー、あるいはハンドミキサーがあると便利。

2. 別のボウルにコーングリッツ、コーンフラワー、ベーキングパウダー、アーモンドパウダーをよく混ぜ合わせておく。

3. 1に2を少しずつ入れながら、ダマを作らないようによく混ぜ合わせる。レモンの皮をおろし金ですりおろし、加える。さらにアマレット、エキストラバージンオリーブオイル、レモンの絞り汁(1/2個分)を加え、混ぜ合わせる。

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4. 3を絞り袋に入れ、パウンドケーキの型にクッキングシートを敷いたら、隙間ができないように絞り入れて表面をならす。

フレンチの新鋭シェフが提案するレシピでヱビスをもっとおいしく。

5. 165℃に温めておいたオーブンに入れて、30〜35分焼く。

フレンチの新鋭シェフが提案するレシピでヱビスをもっとおいしく。
このように網の上に置いて焼くのがおすすめ。熱々の鉄板の上に乗せると、焼けすぎて下から割れやすくなるため。

6. シロップを作る。鍋に水100g(※分量外)に対して砂糖50g(※分量外)を入れ、沸かす。沸いたら弱火で煮詰める。砂糖が溶けきったら、残った1/2個分のレモンを絞る。香りづけにお好みでアマレットを少量(※分量外)加える。

7. 型から外し、ビニール袋の中に入れるなどしてしばらく蒸らす。

8. 冷めないうちにシロップを打ち、食べやすい厚みにスライスする。

フレンチの新鋭シェフが提案するレシピでヱビスをもっとおいしく。

もし、Pen+のヱビス特集をまだご覧になっていない方は、是非書店で探してみてくださいね!

ヱビスのライフスタイル雑誌
本岡将シェフ

1993年生まれ。調理師学校卒業後、南仏やフランス・バスク地方などを回って腕を磨き、2017年より静岡にあった「レストランビオス」などの料理長などを経験。新時代の若き才能を発掘する料理コンペティション「RED U-35」において最年少でグランプリに輝いた実績を持つ。2021年4月、幼なじみの田代圭佑さんと共に一軒家の古民家レストラン「restaurant KAM」をオープン。フレンチをベースにしながらも、枠にとらわれないふたりらしい食のひとときを提案する。

restaurant KAM

埼玉県川口市戸塚3-1-13
TEL:080-4623-0829
営業:12:00〜22:00
休:月曜・火曜
※TELにて要予約

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130年以上磨き続けてきた「ヱビス」を、雑誌ならではの多彩な切り口で楽しみ方を表現しながら、知的好奇心を刺激するコンテンツとして「ヱビス」の歴史やこだわりを紹介。ヱビスビールを楽しむ人たちのライススタイルをはじめ、ヱビスの文化や歴史、さらに食とのマリアージュなど、多種多様な視点からヱビスビールについて深掘りしています。
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