ちょっとオシャレに濃厚に！アボカドメインのバル風おつまみレシピ

ちょっとオシャレなお店の大定番素材のアボカド。世界一栄養価の高い果物で「森のバター」とも呼ばれる濃厚な味わいが大人気ですが、お家で食べるときは、「切ってそのまま食べる」で終わってしまっていませんか？それじゃあ、ちょっともったいない！アボカドにほんの少し手間を加えるだけで、さらに濃厚な味わい・・・、そうです、芳醇なコクが楽しめるヱビスと”まったりマリアージュ”が楽しめるおつまみに変身するのです。
レシピ考案は、アボカド料理本を執筆したスペシャリストの緑川鮎香さん！今年クオリティアップを果たし、一層コクが際立つヱビスと、とろけるアボカドのハーモニーを奏でるオリジナルレシピをご覧あれ！

レシピ考案 緑川鮎香

世界各国の食材を扱う食料品店にてワインやチーズなどについて学んだ後、フードコーディネーターの資格を取得。フリーランスの道へ。子供のころからアボカド好きで、それが高じてアボカド料理研究家となった、筋金入りのアボカド好き。Web、雑誌など数多くの媒体でアボカドレシピを考案するだけでなく、管理栄養士としての活動も盛んだ。昨年11月、待望の自著『アボカドがあればごちそうレシピ』を上梓するなど、アボカド界のトップランナーとして活動中。

アボカドの塩辛チーズ焼き

塩辛とチーズといえば、高い人気を誇るおつまみの王道。これを素材に、アボカドを器に見立て、一手間加えると・・・風味はそのままに、アボカドのクリーミーさに塩気がプラスされ、ビールにばっちりのおつまみとして生まれ変わるのです。

味わいのポイントは、チーズとアボカドの濃厚タッグと、ヱビスのコクとのコンビネーションなのですが、ぜひお楽しみ頂きたいのは、そこに加わる塩辛のワタの苦み。この苦みが料理のアクセントになると同時に、ヱビスの奥深い苦みを引き立てる！必要素材も少なめで、コンロも使わないのに、一口でいくつものマリアージュが楽しめる、ちょっと小粋なおつまみなのです。

＜材料＞２人分

アボカド・・・１個 塩辛・・・大さじ２ ピザ用チーズ・・・30g 小ねぎ（小口切り）・・・適量 粗びきこしょう・・・少々

つくり方

1.アボカドを半分に切って種を取り除く。	2.受け皿として広くなるように、1のアボカドに、十字に切りこみを入れる。
3.アルミホイル（または耐熱皿）に2を置き、中央に塩辛とチーズをのせ、オーブントースターへ。チーズがこんがりとするまで、8〜10分ほど焼き、小ねぎ、粗びきこしょうをふって完成。

＜ここがポイント！＞

材料が少なく、とてもお手軽。それでいて食べごたえもあります。加熱時に汁気が出るので、アルミホイルの場合は縁を丸めて傾斜をつけてください。加熱時間は様子を見てお好みで調整しましょう！

冷製アボカドバーニャカウダ

野菜たっぷりのバーニャカウダも、コク深いアボカドを加えることで、パンチとまろやかさを同時に味わえる頼もしいビールのお供に大変身。冷製仕立てで涼しさを感じさせながらも、濃厚なソースはしっかりと味に立体感を出しています。
麦芽100％、そして長期熟成が生み出す黄金色のヱビスは、色とりどりの野菜と並ぶことで、休日ランチのテーブルを一段と華やかに彩ります。あとはお好みの素材の味や食感と、ヱビスの香りとの相性を確かめるだけ！目で、舌で、鼻で楽しむ上質なひとときをぜひ！

＜材料＞３〜４人分

アボカド・・・1/2個 アンチョビ（フィレ）・・・2〜3枚 にんにく（すりおろし）・・・小さじ1/3〜1/2 オリーブオイル・・・大さじ２ 塩・・・少々 お好みの野菜（写真はニンジン、大根、パプリカ、きゅうり、チコリ） バゲット・・・適量

つくり方

1.半分に切ったアボカドをスプーンでボウルに入れる。	2.フォークで1を適当につぶす。
3.アンチョビはみじん切りにする。	4.にんにくとオリーブオイルを2と3と合わせ、塩で味を整える。器に盛り付け、お好みの野菜とバゲットを添えたら出来上がり。

＜ここがポイント！＞

にんにくとアンチョビの量は味を見ながら加減しましょう。写真の野菜の他に、キャベツやブロッコリー、カボチャなどもオススメです！

ヱビスとスマートなアボカドおつまみで贅沢な休日を

素っ気なく食べているアボカドも、ご覧の通りちょっとした一手間で、まるでバルのような逸品おつまみに早変わり。難しいテクニックを使うこともないので、料理が苦手な男性にもオススメです。パパッと手際よく作って、贅沢ヱビスと一緒に提供すれば、あなたのパートナーも喜んじゃうかもしれません。次の休日はぜひお試しください！