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紫のラベンダー畑から、富士の偉容を望む。

Pen 2017年7月1日号より転載・加筆修正
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紫のラベンダー畑から、富士の偉容を望む。
河口湖の北岸に位置する大石公園は、長い裾野をもつ富士山を背景にラベンダー畑が見られるベストポジション。6月下旬から花が咲き始め、7月中旬まで紫色の絨毯が広がる。© Cityscape/a.collectionRF/amanaimages

紫が萌え立つようなラベンダーの群生の向こうに、紺碧の河口湖をはさんで、美麗な富士山がそびえ立つ。

ラベンダー畑といえば北海道の富良野が有名だが、富士河口湖町でも約10万本を植栽。初夏の風物詩となっている。このラベンダーは「洗う」という意味のラテン語「lavo」が語源で、古代ローマ人は洗濯や入浴時の香料にしたとされる。やや強めの甘い香りは清潔感もあって頷ける話だが、歴史的根拠には乏しいという。昔から貴重な香料として利用されてきたことは事実だ。

富士河口湖町のラベンダーは、河口湖南岸の八木崎公園と北岸の大石公園が見どころになっており、咲き誇る時期に合わせて『河口湖ハーブフェスティバル』が開催される。今年は6月18日から7月10日まで。湖畔全域で行われる大きなイベントだが、富士山との美しい絡みを求めるなら、やはり大石公園となる。見る者を圧倒する雄大な偉容を背景に、可憐な花々が紫の絨毯を織りなす。日本ならではの絶景といえるだろう。

バルサミコ酢の甘みが、クレソンの食味を豊かに。

山梨県はクレソン出荷量で全国第1位であり、河口湖から車で40㎞ほど東にある道志村が県下随一の産地。旬は3月~6月とされるので、ラベンダーとともに、この季節ならではの香りと味わいを楽しめる。苦みとピリッとした辛みが特徴だが、バルサミコ酢をドレッシングにすると、絶妙な美味に変貌。はちみつも混ぜて煮詰めた甘みが、大人の味に仕上げてくれる。 大人の味というなら、キメ細かな泡立ちと深いコクのヱビスビールも負けはしない。生ハムやモッツァレラチーズとの色鮮やかな饗宴にぴったりの重厚なパートナーとして、プレミアムな味わいを楽しんでほしい。

バルサミコ酢の甘みが、クレソンの食味を豊かに
クレソンは栄養価が高く、中でも強い抗酸化作用が特徴のカロテンを豊富に含む。そのままなら苦みや辛みが強いが、バルサミコ酢を和えるだけで旨味に変わる。ヱビスビールのコクもそれをアシストしてくれるはずだ。

レシピ

クレソンのサラダ

材料

  • クレソン/適量
  • トマト/1個
  • モッツァレラチーズ/1個
  • 生ハム/4枚
  • 塩・胡椒/適量
  • オリーブオイル/大さじ2
  • バルサミコ酢/大さじ3
  • はちみつ/小さじ1

つくり方

  1. クレソンは食べやすい大きさにカットする。
  2. トマトはひと口大にカット、モッツァレラチーズは手でちぎる。3
  3. 器に1と2、生ハムを盛り付けて全体に塩・胡椒とオリーブオイルをかける。
  4. バルサミコ酢とはちみつは半量になるまで煮詰めて冷まし、3に回しかける。

[山梨県] 河口湖/大石公園 アクセス
富士急行河口湖駅から河口湖周遊バスRedLine乗車約30分、終点「河口湖自然生活館」下車。

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