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チェコの風土を感じる、「ヱビス ホップテロワール」が登場!

チェコの風土を感じる、「ヱビス ホップテロワール」が登場!

昨年11月に初登場し、ご好評をいただいたヱビス ホップテロワール。今年も11月22日から数量限定で登場しています! ぜひお近くの店頭や「YEBISU BAR」「TAPS BY YEBISU」でお求めいただきたいのですが、そもそも“テロワール”とはなんでしょう。

チェコ・ジャテツのテロワール

テロワールは、フランス語で“大地”を意味するterreから派生した言葉。英語ではterriorと綴り、ある作物が育った地域の個性や取り巻く自然環境を指します。ワイン好きの方はご存じだったかもしれません。

このたび発売されたヱビス ホップテロワールは、名産ホップのおいしさとその物語を堪能してもらうためにつくられたシングルホップのビールシリーズ。昨年の第一弾はドイツのハラタウ地方産のアロマホップでしたが、今年の第二弾で使用するのは、チェコ・ボヘミヤ地方のジャテツで採取したファインアロマホップです。

チェコ共和国はピルスナービール発祥の地であり、消費量もトップレベルのビール大国。なかでも首都プラハの北西に位置する都市ジャテツは、ホップに関するすべての機関が集まる、いわばチェコのホップ生育産業の核です。ジャテツは下記のようにホップ栽培に最適な環境を備えています。

  • 赤色粘土ローム層の土壌で保水力が高く、酸化鉄を多く含む
  • 夏でも約20℃と年間を通して冷涼な気候かつ栽培期間中の寒暖差が少ない
  • ボヘミアの山脈に囲まれているため、冷害や風害のリスクが低い

この恵まれた自然環境がジャテツのホップ特有の香りとほどよい苦みを生み出し、ビール用ホップの栽培が始まった中世の時から1000年以上変わらず賞賛を受け続けているのです。

ジャテツのホップ
ジャテツのホップ畑。町の中心に位置した世界で一番小さなホップ畑から最高品質のホップを栽培している。

カール4世も愛したジャテツのホップ

チェコのホップ栽培は歴史は長く、神聖ローマ帝国の統治下にあった14世紀、時の皇帝カール4世が保護したことでも知られています。ホップ苗の帝国外持ち出しを禁止し、破ったものには死刑の厳しい処罰もあったようです。カール4世はプラハ出身。「祖国の父」は、ボヘミア地位向上のための商業の要のひとつとして、高品質なチェコのホップに注目していたのです。

以降もホップに関する法律が整備され、ホップ栽培を行って良い村が決められるなど、数百年もの間大事に育てられてきましたが、1970年頃にウイルスによって品質が危ぶまれたことも。その窮地を救ったのがサッポロビールだったのです。このエピソードについては先日公開された動画でご紹介しています。

ジャテツでも最高品質とされるファインアロマを贅沢に100%使ったヱビス ホップテロワール。華やかな苦味と香り、芳醇な味わいとともに、ぜひジャテツの物語に思いを馳せながら、ゆったりとビールを堪能するひと時をお楽しみください。

ジャテツの街並みやホップ畑を360°見渡すことができるARツアーを開催中! 味覚だけでなく視覚でもジャテツのホップの物語を体験したい。
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ヱビス ホップテロワールの商品ページはこちら

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