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のどかな田園地帯を走る鉄道で帰省し、
山海の美味を愉しむ。

Pen 2018年8月1日号より転載・加筆修正
pen
のどかな田園地帯を走る鉄道で帰省し、<br>山海の美味を愉しむ。

雑誌『Pen』でかつて掲載した記事から、過去に発売されたヱビスと、そのイメージに合うおすすめの電車旅を再掲出します。



日本にはヱビスがある。

かつて「セーフティネット」という社会保障の概念が喧伝されたが、緑豊かな故郷こそ、まさにそれではないかという意見がある。夢をもって大都会で頑張った若者が、仮に挫折して帰郷しても優しく受け止めてくれる。海や田畑さえあれば、少なくとも食物だけは不自由することがないからだ。

あるいは独立して家族をもつようになり、生活の拠点が完全に移ったとしても、遠くから温かな眼差しで見守っていてくれるのが故郷。子どもたちが自然に触れる貴重な機会になるだけでなく、厳しい競争社会の中でささくれだった大人の心も癒やしてくれるのである。そんな日本らしい故郷の面影を宿すのが、由利高原鉄道鳥海山ろく線だ。



岩牡蠣や秋田由利牛には、香り豊かなビールを。

秋田県の南部で日本海と鳥海山麓を結ぶ鉄道であり、田植えを終えた後の初夏には、窓外に若い稲が黄緑の大海原のように広がる。美しい自然を堪能できるだけでなく、午前中の1往復は「まごころ列車」として、かすりの和服を着た秋田おばこ(娘)姿のアテンダントが乗車して観光案内をしてくれる。ほかにも、「納涼ビール列車」などさまざまなイベントも活発に行っている。

鳥海山の雪とブナ林が滋味豊かな湧き水をもたらし、名産品も少なくない。今回は、都会に住む夫婦が帰省したという設定で、故郷の食卓をアレンジしてみた。

ヱビス〈ザ・ホップ〉2018
都会に住む夫婦が帰省したという設定の食卓。秋田県は山海の名産品が少なくない。「ヱビス〈ザ・ホップ〉2018」の彩りが鮮やかな華を添える。



秋田県の地域ブランドとなっている「象潟(きさかた)岩牡蠣」は軽く蒸し上げてすだちでいただく。なめらかな食感とクリーミーで深い味わいが魅力だ。霜降りで知られる「秋田由利牛」は、クレソンを添えてポン酢であっさりと。10年がかりで開発された米の新名物「つぶぞろい」は、まさに粒が大きくふっくらとしている。そこで、日本海の恵みであるマグロを醤油漬けにして、夏野菜と合わせたちらし寿司に。

「いぶりがっこ」も秋田では欠かせない。いわば、たくあんの燻製だが箸休めには最適だ。バラエティ豊かで贅沢な食卓になったが、それこそ故郷ならではの包容力といえるだろう。お土産として持参したのは、「ヱビス〈ザ・ホップ〉2018」。厳選したホップの爽やかな香りとコクは、缶に施された緑のグラデーションのイメージにぴたりと一致している。故郷の田園に想いをめぐらしながら、喉を潤すのが至福の時だ。

ヱビス〈ザ・ホップ〉2018
霜降りのブランド牛・秋田由利牛を、クレソンやトレヴィスと合わせてステーキサラダに。ヱビス〈ザ・ホップ〉2018が、ポン酢と牛肉の脂を爽やかに洗い流してくれる。
ヱビス〈ザ・ホップ〉

ヱビス〈ザ・ホップ〉2018
洗練されたホップの旨味と、上品で爽やかな香り。
ヱビス120年以上の歴史で培った麦芽100%のコクと上質な味わいをベースに、ドイツとチェコの厳選したホップで香りに磨きをかけた限定醸造のプレミアムビール。(こちらは期間限定商品となっており、現在は発売を終了しています)

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