神秘的な滝の煌めきと、まぼろしのジャガイモ

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YEBISU旬の絶景と郷土の味に、ヱビスで乾杯!

東京都心から西に約50㎞。伊豆・小笠原などの島を除いて東京都では唯一の村である檜原村の山中に、この滝がある。「払沢(ほっさわ)の滝」。清流が白く輝きながら落ちていく様子が、僧侶の仏具である払子を垂らしたように見えることから、昔は払子の滝と呼ばれていた。それがやがて払子の滝沢、払子の沢、払沢になったといわれる。全長は約62mで4段に分かれているが、遊歩道から見られるのは最下段で落差は約23・3m。派手さはないが、高貴でたおやかな風情が魅力だ。滝壺も深く神秘的で、かつて大蛇が棲んでいたという伝説も納得できる。東京では唯一の「日本の滝百選」であり、今年は8月14日から20日までライトアップ。幻想的な光景が見られる。その最終日にあたる19日と20日には、「払沢の滝ふるさと夏まつり」も予定。滝壺を打つ音しか聞こえない深閑とした雰囲気の中で、木漏れ日を受けて虹色に煌めく清流から優しい涼風が漂ってくる。日本の夏ならではの快感を味わえる絶景といえよう。

まぼろしのジャガイモを、ネギ味噌でいただく。

この檜原村には特産の「おいねのつる芋」があり、4月に植えて夏が旬となる。明治初期においねさんが山梨県から種芋をもって嫁入りしたのがルーツといわれる。昼夜の寒暖差が大きい気候が栽培に向いており、江戸東京野菜にも認定されているが、生産者が限られているため、「まぼろし」のジャガイモとされてきた。これを蒸してネギ味噌と合わせてみた。ジャガイモといえばホクホクだが、こちらはしっとり。ネギ味噌が引き出す控え目な甘さに、キメ細かな泡立ちのヱビスビールがよく合う。「まぼろし」の味とプレミアムビール。相性のよいマッチングである。


レシピ
おいねのつる芋とネギ味噌
材料
おいねのつる芋長ネギ/ 2 本味噌/ 大さじ4しょう油/ 大さじ1/ 2砂糖/ 大さじ2みりん/ 大さじ2酒/ 大さじ1にんにく/ 1片生姜/1片ごま油/ 大さじ1

つくり方
1 ねぎ味噌をつくる。
フライパンにごま油を熱してみじん切りにした生姜とにんにくを炒める。香りが出たら、粗みじん切りにした長ねぎを加えてしんなりするまで炒める。

2 あらかじめ混ぜ合わせておいた調味料を1に加えて炒める。水分が飛んだら完成。

3 おいねのつる芋を蒸して、器に盛り付け、2をつけていただく。

檜原村/払沢の滝
檜原村役場からクルマで約3分の駐車場から遊歩道に入ることができる。その道を15分ほど歩くと「払沢の滝」が姿を現す。滝は4段で落差約62m。遊歩道から見えるのは最下段の約23.3m。滝壺に注ぐ清水は近隣の飲料水にもなっている。

アクセス
払沢の滝JR武蔵五日市駅より西東京バス「払沢の滝入口」「藤倉」「払沢の滝入口経由」「やすらぎの里経由」の「数馬」行きに乗車。「払沢の滝入口」下車、徒歩約15分