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お父さんに感謝の気持ちを込めて、「父の日」に作ってあげたい特別なビアカクテル。
プロに教えてもらう、簡単なのに絶品のビアカクテルレシピ
普段なら伝えるのが照れくさいお父さんへの感謝の気持ちを、言葉やカタチにして伝えたい父の日。アメリカでは6月の第3日曜が記念日として正式に定められており、日本でもそれに倣って、お父さんに感謝の言葉やギフトを贈る父の日の風習が始まりました。
今年の父の日は6月16日。ビール好きのお父さんに贈るなら、ヱビスビールにひと手間を加えたビアカクテルはいかがでしょうか?
意外と簡単なのに見た目や味わいは本格派で、お酒好きのお父さんが喜んでくれること間違いナシ。そんな、父の日にぴったりの特別なビアカクテルをプロに教えてもらいました。
今回、父の日にうってつけのビアカクテルを考案してくれたのは、恵比寿駅から徒歩3分のビアバル「HOUSEofBEER」オーナーの西村典子さん。西村さんは、恵比寿の飲食店がヱビスビールに合わせた料理やカクテルでグランプリを競う「恵比寿逸品グランプリ」のビアカクテル部門において、2023年のグランプリを受賞。2024年の同グランプリにも参加していただいています。
パーティ気分で楽しめる、かっこいいお父さんにぴったりの一杯
そんな西村さんが教えてくれた1杯目のビアカクテルが「パドレ・ミチェラーダ(Padre Michelada)」。
メキシコでは国民的な人気を誇るカクテルの一つであるミチェラーダは、ミックスしたビールとトマトジュースなどをベースに、自由なトッピングと合わせて楽しむカクテル。現地では飲みすぎた次の日などのブランチがわりに、屋台などでミチェラーダを楽しむ人々の姿を目にすることができます。
「トッピングには海鮮やオリーブ、果物や野菜など、お父さんが好きなものを自由に合わせればOK。味わいとコクの深いヱビスビールを使うことで、どんなトッピングにも合わせやすいビアカクテルになります。買い出しの段階でお父さんを誘って、何をトッピングするかわいわい相談しながら作ってみるのも楽しいと思います」
通常のトマトジュースの代わりに、あらかじめジュースを製氷器で凍らせておいた氷を使うのが西村さん流。グラスの縁に沿ってライムを絞って塩を付け、あとはヱビスビールとトマトジュースの氷、自家製サルサソースなどを適当に加えて、お好みのトッピングを飾れば完成です。
パドレ(Padre)はスペイン語で「お父さん」を意味し、メキシコでは「すごい!」や「かっこいい!」という意味のスラングとしても使われる言葉。いつも家族のために頑張ってくれているお父さんに贈るのに、まさにうってつけのビアカクテルです。
パドレ・ミチェラーダ(Padre Michelada)
作り方
▼用意するもの
・岩塩
・ライム
・トマトジュースの氷(あらかじめ製氷器で作っておく)
・ヱビスビール
・サルサソース(市販のホットソースやチリスパイスなども可)
① グラスの縁にライムを絞るように擦り付ける。 | ② 塩をグラスの縁にたっぷり付けていく。 |
③ トマトジュースで作った氷をグラスにたっぷり入れ、9分目までヱビスビールを注ぐ。サルサソースをお好みの量加える。 | ④ お好きなトッピングを飾って完成! |
⑤ トッピングにはビーフジャーキーやパクチーなどもおすすめ! |
父の日の気分を盛り上げてくれる、贅沢なフルーツビアカクテル
2つ目のビアカクテルが「サンフラワービール(Sunflower Beer)」。父の日に贈られることの多い黄色いバラやひまわりなど、明るい色合いの花をイメージした西村さんのオリジナルカクテルです。
用意するのは、ヱビスビールと市販のジンジャエール(辛口)、そしてパイナップルやオレンジといったお好みのフルーツ。さらには製氷器で凍らせておいたレモンジュースをポイントとして使うことで、お店で飲むような本格派のカクテルに仕上がります。
口が広めの容器瓶に、まずはお好みのフルーツをどんどん投入。ジンジャエールで容器を満たして30分ほど冷蔵庫で置き、最後にレモンジュースの氷を入れたグラスでヱビスビールとミックスするだけ。漬け込んだ果実もそのまま注げば、ほんのり甘く爽やかでフルーティな絶品ビアカクテルの完成です。
「フルーツは柑橘系のものを中心に、葡萄だったりキウイだったりビールと合うものならなんでもアリ。カットするのが面倒なら、スーパーなどで売っている冷凍フルーツでも代用できます。ビールが苦手な奥さんやお母さんが一緒に飲むなら、ジンジャエールの種類を甘口に変えてフルーツの量を増やせば、甘さがアップしてより飲みやすいビアカクテルに。こちらもぜひご夫婦やご家族で楽しんでいただきたいですね」
飲めば、フルーツの酸味とヱビスビールの心地よい苦味が驚くほどに好相性。レモンジュースの氷が少しずつ溶けていくことで、変化していく味わいも楽しめます。
フルーツをたっぷり使った見た目も味わいも爽やかなカクテルは、ジメジメした梅雨時にもぴったり。家族にとって大切な父の日の気分を盛り上げてくれる、まさに食卓に咲く花のようなビアカクテルです。
サンフラワービール(Sunflower Beer)
作り方
▼用意するもの
・オレンジ
・パイナップルなどのフルーツ
・ジンジャエール(辛口)
・レモンジュースの氷(あらかじめ製氷器で作っておく)
・ヱビスビール
① 適当に切ったフルーツを口が広めの瓶容器などに8分目まで投入。 | ② フルーツを入れた瓶に10分目までジンジャエールを注ぎ、30分ほど冷蔵庫に置く。 |
③ レモンジュースの氷をグラスの3分の1程度まで入れ、②のジンジャエールをグラスの半分まで注ぐ。 | ④ グラスの10分目までヱビスビールをゆっくりと注いで完成! |
⑤ 冷凍フルーツでの代用もOK。季節のフルーツで楽しめるビアカクテルです。 |
味わい豊かなヱビスビールで、ビアカクテルもより美味しく!
「恵比寿逸品グランプリ」ビアカクテル部門でグランプリに輝いた、西村さんが教えてくれた父の日にぴったりのビアカクテル。麦芽の深い味わいとコク、心地よい苦味がカクテルにしても感じられるヱビスビール使えば、より美味しく贅沢なカクテルに仕上がります。
カクテルを作ったことがない人でも失敗しにくく、簡単なひと手間で美味しい一杯が作れるのがビアカクテルの魅力。ぜひ今年の父の日はヱビスビールを使った特別なビアカクテルで、家族のために頑張るお父さんに感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。
ビアバル「HOUSE of BEER」オーナー 西村典子さん
恵比寿駅から徒歩3分、15時から営業する「HOUSEofBEER」は、国内や世界中のクラフトビールとビールに合わせたお料理、スポーツ観戦が人気のビアバル。美味しいビールはもちろん、カウンターに立つ西村さんの料理やカクテル、西村さんとのお喋りを目当てに訪れる多くのお客様で賑わう。
取材・文/西田嘉孝
撮影/榊水麗