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いまが旬!ビールにぴったりの極旨サンドイッチでイケてる休日ランチを楽しもう

いまが旬!ビールにぴったりの極旨サンドイッチでイケてる休日ランチを楽しもう

高級ホテルからデパ地下まで、各地各所のパン屋さんに行列ができるほど、
いまをときめくサンドイッチ。
軽食のイメージで、ビールのおつまみとしてはあまり馴染みがない?
いやいや、それはイケてるレシピ次第でしょう。
ヱビスビールの豊かな香りと深いコクにマッチする上質サンドのレシピがあれば、
休日ランチがおしゃれに、贅沢に。手軽に作れるのもうれしいところ。
今回は、ベストセラー『サンドイッチ教本』で知られる料理研究家の坂田阿希子先生に、ヱビスビールと絶妙のハーモニーを奏でるレシピをご考案いただきました。

2016_34_01レシピ考案

料理研究家・坂田阿希子さん

フランス菓子店やフランス料理店での経験を重ね、独立。現在、青山で料理教室「studio SPOON」を主宰し、本格的な洋風料理やお菓子から、作りやすい家庭料理まで、ジャンルを超えた簡単でおいしく作れるメニューが好評を博している。高校生のころから重ねてきた研究の成果を一冊に凝縮した『サンドイッチ教本』(東京書籍)など著書多数。

素材はシンプルでも味は奥深い! にんじんサンドイッチ

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具材のみならず、マヨネーズソースやマスタード、その他スパイスとの組み合わせ、パンの種類や厚さ、トーストするかしないか・・・星の数ほどバリエーションの可能性を持つサンドイッチの中から、芳しい香りと深いコク、雑味のない濃厚な味わいを持つヱビスビールとの相性を重視して、坂田さんが考え出したレシピがこちら。酸味がほどよく染み込んだにんじんに、キャラウェイ(セリ科の香辛料)の香りと苦味、特有のプチプチした歯ごたえが加わり、奥深い味わいに。香り豊かなヱビスビールを口に含むと生まれるのは、キャラウェイとともに織りなす異次元の香りのマリアージュ。喉を通ったヱビスの後香を感じるまで、時間がゆっくり流れるかのよう。「軽食」といったサンドイッチの軽々しい既成概念が、音を立てて崩れ落ちます。

<材料>2人分

食パン(12枚切)・・・4枚
からしバター・・・大さじ2(バター30gとマスタード小さじ1を混ぜる。和がらしの場合は小さじ1/2程度で)
にんじん・・・2本(細い千切り、塩少々でもむ)
フレンチマスタード・・・小さじ1(A)
塩・・・小さじ1/2(A)
赤ワインビネガー・・・大さじ1(A)
胡椒・・・少々(A)
オリーブオイル・・・大さじ3
キャラウェイ・・・小さじ2(お好みで)
2016_34_031.(A)の材料をボウルに入れて混ぜ、さらにオリーブオイルを加えて乳化させ、ドレッシングを作る。
2.しっかりとしぼって水気をきったにんじんを和え、キャラウェイを加える。
2016_34_043.パンにはからしバターを塗り、1をのせる。
4.サンドして落ち着かせ、切り分ける。

<ここがポイント!>

キャラウェイは、香りが引き立ち、ヱビスビールの豊かな香りと相乗効果を発揮するホールスパイス(種子状のまま乾燥させたもの)を使いたいところ。スーパーのスパイスコーナーでふつうに売っていますが、なければクミンでもOK。また、バターと混ぜるマスタードは、英国産のものか、和がらしがオススメ。フレンチマスタードだと味にしまりがなくなるので避けたほうがいいでしょう。

キャベツのボリューム感に食卓も華やぐ!
グリルコンビーフサンドイッチ

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ビールの本場ドイツで愛されるザワークラウト(キャベツの漬物)に、ピリ辛のロシアンソースを合わせた、異国情緒あふれるレシピ。パンがふくれ上がるほどのキャベツのボリューム感が豪快で、ホームパーティの食卓を盛り上げるのにもピッタリです。マヨネーズベースのしっかりとした味わいを楽しんだ後、深いコクと雑味のないすっきりとした喉ごしを兼ね備えたヱビスビールを流し込むと、深い満足感に言葉も出ません。

<材料>2人分

ライ麦パン・・・4枚
からしバター・・・大さじ2
スライスチーズ(チェダー)・・・3〜4枚
コンビーフ・・・1缶(100g)
からしバター・・・大さじ2(バター30gとマスタード小さじ1を混ぜる。和がらしの場合は小さじ1/2程度で)
■ザワークラウト
キャベツ・・・1/4個
塩・・・小さじ1/3(A)
酢・・・大さじ1(A)
砂糖・・・小さじ2(A)
黒胡椒・・・少々(B)
オリーブオイル・・・少々(B)
■ロシアンソース
マヨネーズ・・・大さじ3
ケチャップ・・・大さじ1
タバスコ・・・少々
パプリカパウダー・・・小さじ1/4
黒胡椒・・・少々
塩・・・小さじ1/2
2016_34_061.千切りにしたキャベツをざるに入れ、熱湯をかけてさっと混ぜ合わせる。しんなりしたら、熱いうちに(A)の調味料を混ぜ合わせ、のち(B)も加え混ぜ、ザワークラウトを作る。 2016_34_072.コンビーフをほぐし、混ぜたロシアンソースを加えて混ぜる.
2016_34_083.パンにからしバターを塗り、1枚にはザワークラウトを、もう1枚には2をたっぷりと塗った上に、スライスチーズを1〜2枚のせる。
4.オーブントースターでチーズが溶けるまで焼き、2枚を合わせてサンドイッチにし、切り分ける。

<ここがポイント!>

キャベツがペタッとしてしまうとサンドイッチも食卓もさびしく感じられます。具材は多少多くても全然問題なし。味覚、嗅覚、そして視覚を満足させる仕上がりを目指しましょう。

自分だけのバリエーションを楽しむコツ

今回ご紹介したレシピをベースに、いろいろ変化を加えてみるのもオススメ。具材やパンの種類を変えてもおいしく作るコツは、「パンにからしバターを端から端までたっぷり塗ること」(坂田さん)。それだけでも味が引きしまります。もう一つ、ビールとマッチする味わいに仕上げるためには、具材に「酸味をちょっと加えてあげる」(同)こと。ぐっとおつまみらしくなる秘訣です。ぜひお試しあれ。

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