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俺は、ビールが好きだ!!
ええ、知っていますとも。日々、ヱビスビールに舌鼓を打つ、妥協なきビール好きであることも。しかし、皆さんが愛するビール、その存在についてどれほど語れるでしょうか。例えば、ビールはなにからできているか、とか、ビールを美味しく飲むための超簡単なワザ、とか。歓送迎会など、飲み会が多く催され、ビールを口にする機会が増える今だからこそ、知っていると歓送迎会でも語れるビールにまつわる知識を一挙に開陳します。
身近な飲み物だからこそ、ビールにまつわるあれこれは意外と見えないもの。ビール好きから、上質なビール好きへとあなたを昇華させる、ネタの数々をどうぞ!

ビールはこれを使って醸造される!

麦、ホップ、水!
ビールを醸造するのに必要な原材料は、基本的にこの3つのみです。どうです?意外と知らなかった方もいるでしょう。もし、お手元にヱビスビールがあれば、パッケージの原材料の項目をご覧あれ。そこには、水を除いた「麦芽・ホップ」というたった2つしか記載されていないことがお分かりになるはず。

ちなみに、ビール大国ドイツでは、「ビールの原材料は大麦、ホップ、水のみに限る」という法律が存在していました。ビール純粋令と呼ばれるこの法律が制定されたのは、なんと1516年のこと。以降500年以上が経過した現在も、ドイツ国内ではビール純粋令を頑なに守り、麦芽とホップと水だけでビールが造り続けられています。日本でも、ヱビスビールが麦芽とホップのみにこだわったビール造りを行っています。

「ん?大麦だけ?じゃあ小麦のビールはビール純粋令違反?」
こう感じたあなたは、さすがのビール通です。小麦麦芽を原材料の一つに加えたビールはヴァイツェンと呼ばれますが、制定当初、一部の特権階級にのみ、小麦を使ったビール造りは例外的に認められていたのです。

ビール純粋令自体も、制定以降、修正が加えられ、後に「ビールの原材料は麦芽、ホップ、水、酵母のみに限る」と定義を拡大させたのです。つまり、小麦を使ったビールも、ビール純粋令を守る一杯、というわけなのです。小麦麦芽を使ったビールといえば、ヱビスならば『華みやび』。華やかでふくよかな香りとやわらかなコクを引き出した一杯ですが、こちらも素材にこだわり抜き、ビール純粋令を頑なに守る一杯というわけなのです。知っているだけで、ビールについて誰かに語りたくなりますよね。

丁寧に造られたビールを、もっと美味しく飲むテク

原材料にこだわって生み出された、珠玉のビール。せっかくだったらもっと美味しく飲みたいじゃないですか。そのために、あるテクがあるのです。
用意するものは、グラスのみ。しかも、誰でも簡単にできるのです。これでビールがもっと美味しくなるのなら、取り入れない理由がありません。

もちろん、家だけでなく居酒屋などでも実施できちゃうのです。早速今夜の歓送迎会から実践したい、そのテクとは「三度注ぎ」。簡単に言えば、ビールをグラスに注ぐ際、3回に分けて注ぐのです。さあ、ここでやり方をばっちり覚えておきましょう。

1度目の注ぎのポイントは高い位置から、勢いよくビールを注ぐこと。ここできめ細かい泡をしっかりと作るのが重要です。グラスの9割くらいを泡が満たしたら、一旦ストップ。

泡と液体が、1:1ほどになるまで、しばし待機です。

2度目の注ぎでは、ご覧のように低い位置から、そーっと注ぎます。また、グラスの9割くらいを泡が満たしたら、一旦ストップです。

今度は泡と液体が4:6くらいになるまで待機です。

いよいよ最後の注ぎです。ここでも低い位置からそーっと注ぎ、きめ細かい泡を持ち上げるイメージです。

かくして注がれたビールはご覧の通り、実にクリーミーな泡!そして、泡と液体のベストなバランスと言われる、3:7!缶からグラスに移すことで、炭酸が適度にまろやかになり、さらにクリーミーな泡が非常に口当たり良く楽しめるのです。普段、缶から直接ビールを飲んでいらっしゃる皆さん。
今晩は、ぜひこの三度注ぎをお試しあれ!その違いにビックリしちゃいますよ。歓送迎会などで、瓶ビールから注ぐ際も、ぜひこちらの注ぎ方を試してみてください。

美味しいビールの見分け方はグラスに秘訣あり!

もうお分かりのように、ビールを美味しく飲むためには、グラスが不可欠。缶のままぐいーっといくか、はたまたグラスで隅々までヱビスを味わうか。
ここに上質を知るビール好きの心意気が表れるのです。そして、グラス。実はここにも、ビール好きならば取り入れたい、ちょいテクが隠されているのです。イケてるグラスは一目で分かるので、居酒屋でもグラスでビールへの情熱が分かるのです。どうせなら、歓送迎会でもビールにこだわっているお店で飲みたいもの。

一見普通?いやいや、側面に多数の気泡が付着しているのがお分かりでしょうか。これは、洗剤成分や油分などが付着してしまっている証。この状態では、ビールの風味が味わいきれませんし、口当たり優しいきめ細かい泡ができません。上質を知るビール飲みであれば、グラスはこう扱います!

まず、ビールグラス専用のスポンジで洗います。食器用スポンジと共用してしまうと、どうしても、料理の油などがグラスに付着してしまうのです。
そして中性洗剤などでしっかり洗い、洗剤成分を残さぬよう、しっかりとすすぐ。これ、結構大事なポイントです。

さらに、重要なのは自然乾燥させること!ふきんなどで拭き上げてしまうと、繊維などが付着してしまい、それがまた壁面の気泡の原因になってしまいます。かくして、ばっちり磨き上げたグラスにビールを注ぐと・・・。

ご覧のように、壁面に気泡一つないまさに純粋な黄金色の液体がグラスを満たしています。泡の部分にもご注目。

比べてみると、ばっちり洗ったグラスのほうが、明らかにきめ細かい!もちろん、フンワリとした泡が唇に触れる感覚も、実にソフト。いかがでしょうか。ちょっと気を付けて洗うだけで、こんなにも違いが出る。これはビール好き上級者を目指すならば取り入れない理由がありません!

グラスのビールを最後まで美味しくいただく、たった一つのコツ

磨き上げたグラスに、三度注ぎ。さあ、あとは飲むだけです。が、ちょっと待った!最後に、一つだけ。たった一つ、ビールを飲む際に気を付けたいところが。心を無にし、グイッと飲むのも、もちろん美味しい。しかし、下の飲み方をすればビールは、最後まで美味しいのです。

このように、上唇で泡をホールドし、なるべく液体だけを楽しむ。こうすればグラスの中には泡が残ります。ビールの泡とは、液体が空気と触れ、酸化を防ぐ、いわばフタの役割もしているのです。つまり、泡が十分に残っていれば、グラスを空ける最後まで酸化しない液体を楽しめるのです。せっかくいただく美味しいビール。最後まで美味しく飲みたいじゃないですか。こうしたところに、上質を知るビール好きの「小ワザ」が隠されているのです。

上質なビール好きは、「細かく」ビールを楽しむ

ビールは、とても身近なお酒です。しかし、身近だからといって、イケてるビール飲みは粗雑には楽しみません。知識、そして飲み方。細かく、余すところなくビールを楽しむのが、「ツウ」なビール好き。今晩の歓送迎会で、お家で、ぜひ今回ご紹介したネタの啓蒙にお努めいただければ、ありがたい!

上質を楽しみきるなら、ビールも上質にこだわる

素材、製法にこだわり、ビール純粋令の魂を受け継ぐ、ヱビスビール。こだわってビールを楽しむなら、グラスに満たすべきはヱビスビールでしょう。豊かなコクはもちろん、香り、泡、一切の妥協のない本物のビールが、きっとあなたのこだわった飲み方にも応えてくれますよ!